4 地域医療部・総合診療部等の設置に伴う厚生省・自治省等との協議状況

地域医療部・総合診療部等の設置に伴う厚生省・自治省等との事前協議を行ったのは2県のみであった。

5 地域医療部・総合診療部等の従事医師数

地域医療部・総合診療部等に従事する医師数等を調査した結果は、表4「地域医療部等の従事医師数」に示すとおり、

（1）定数措置

?@一般会計定数 7部門

?A病院会計定数 9部門

?Bその他の定数（一般会計定数外等） 3部門

であり、一般会計・一般会計定数外のみで措置しているのが6部門あるが、これはへき地等の医療支援が医療政策的な面が強いことによるものと思われる。

なお、島根県は、県内のへき地等の医療に従事（臨床研修、後期研修を含む）する自治医大卒業医師全員が地域医療科に所属している。

（2）従事医師数

現在、常勤医師が配置されているのは13部門であり、他の診療科を本務とする兼務医師のみがその業務に従事しているのは3部門であった。

従事医師数は68人で、うち常勤医師が41人（60%）、兼務医師が27人（40%）となっている。従事医師数68人のうち自治医科大掌卒業医師は43人と63%を占めている。内訳は常勤医師が34人（79%）、兼務医師が9人（21%）である。。

表4 地域医療部・総合診療部等の従事医師数

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